理解者
「我儘かもしれないけど、僕は君の一番の理解者でありたいんだ」
僕が泣きながら訴えると、君は呆れたような顔で
「しょうがない奴」
と背を向けた。
その後、小さく呟いて
「お前の一番の理解者でいたい、俺もしょうがないな」
照れたように笑ったんだ。
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