君の言葉は何時も 僕を慰めたり 僕を勇気付けたり 僕を諌めたり
君の素直な隠さない言葉は 時に僕を傷付けたり 時に僕を悲しませたり 時に僕を怒らせたり
君の飾らない言葉は それだからこそ僕の心を抉り それだからこそ僕の心に届き それだからこそ僕の心を魅了した
だけど僕の言葉は 君の心に届かない
「ごめんね」 そう言って君は
「生きてね」 そうやって君は
最期まで 僕の言葉を置き去りにする
君の言葉は何時だって 胸にすんなり落ちていって 染み渡って 僕の心に沈殿するんだ
「生きてね、私の変わりに」
「生きてよ、一緒に」
僕の言葉は 最期まで、 君には届かなかった |