夢
故郷は遠く 遠く 彼方に消えて
思い出す顔も 風景も
陽炎のように 揺れながら
酷く望楼としたもので
感傷も 懐郷も 何も 感じられないまま
ただ ただ 夢に見る
思い出しては消え
思い出しては 消えて
記憶は さざなみの様に
寄せては 返しを 繰り返す
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