言葉の断片を繋げて、一つの物語と成す。 SKIN BY PASSION+
UNICO DIARY SYSTEM BY az*
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壊れものを扱うように、あなたはそっと、優しく私に触れました。

それが悲しいのだと、何故言えただろう。


あなたの温もりを感じながらそれでも。


それが悲しいのだと。




あなたの目は今も、けして私を見もしない。


それがとても、とても悲しいのだと。



何故言えただろう。



あなたの想いの先のその人を、模した人形の私に。

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